遅れ馳せながら思った事(香田証生氏、拉致・殺害に関し)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041104-00000136-mai-soci

上の記事を読んだ時に、
「あぁ、やっぱり今までの(拉致・殺害)と同じ様に映像が出てるんだ…」
と改めて再認識させられました。

この記事を読む迄は、映像は多分あるんだろうけど
見てみるつもりは全く無かったですしねぇ。


…唯、ここで義務感みたいなものを感じてしまいましてね。。。
「同じ日本国民として、彼の最後を見届けなければ…」
という思いに駆られましてね…
こんな無残な結果になってしまった事を忘れないためにもね。


で、見てみました。
(ここにリンクを貼ったりしませんが、ググれば直ぐに引っかかってきます。)


………とても万人にお勧め出来る代物ではありません。。。*1


あまりに無機質・非現実的な映像で、
そこに映されている事が本当なのかと疑いたくなりました。
それだけ強烈なインパクトで、
半ば頭が白くなってゆく様な感覚の中、PCの電源を落としていました。
もう見てから1日程経過しましたが、
今でもハッキリと思い出す事が出来ますよ…*2


今回、ここに至る迄の選択肢の中には
この様な結果を避けられる分岐*3
がいくつもあったと思いますが、
それに引っ掛らなかった事を残念に思うばかりです。


で、今回思った事。

  • 自由である事には何かしらのリスクが伴う。
  • 「思想・報道の自由」の定義とは?
  • 政府(公人)と個人(私人)の差。
  • 命の重さに差など無い。
  • 「自己責任」という言葉の意味*4
  • テロの取った手段は如何なる事情があったにせよ、許す事など出来ない。


故人の御冥福をお祈りします。

*1:出来れば、見ない事をお勧めします。

*2:「こびり付いて離れない。」というのが一番適切な表現であると思います。。。

*3:そもそもでイラクに入国しないとか、バスに乗込むのを無理にでも止めるとか…

*4:例の3バカの時もそうでしたが…